菅藤 大亀(カントウ ダイキ)

主にソフトテニスについて書いてます(が、ほぼ雑記です)

日本スポーツ協会上級指導員講習会(ソフトテニス)3

上級指導員のソフトテニス専門科目を受講してきたんですが、ありがたいお話を聞けたのでこの場で紹介しながら自分でもおさらいしたいと思います。講師の先生方は元日本代表選手やコーチなどを経験されている方ばかりなので、自分がかなり場違いなところに来たなーって感じでしたが、多分一生涯お会いすることがないような方々のお話しを聞かせてもらえたのは貴重な経験だったと今は思っています。

専門科目は講習会とゆー名称ですが、座学と実技が本来3日かかるスケジュールを2日で行うため実質的には合宿くらいの慌ただしい感じでした。早稲田大学現監督の小野寺さんの講義ではアジア大会天皇杯、前衛の事など色々とお話しを聞かせて頂きました。(小野寺さんを知らない世代の方のために簡単に説明すると、神崎-小野寺のペアで全国優勝、日本代表で長年活躍されてた前衛ポジションだった方です。)現役時代のイメージでは映画『ロッキー』のスタローンみたいな印象を持っていたので、講義中の陽気な感じは正直意外でした。今年の天皇杯勝戦がテレビ放映の見栄えの問題で砂を取り出した話しなんかは当事者じゃないと分からないような事なので大変興味深かったです。単純にセオリーやコースを読むだけではないこと、相手選手の判断や分析についてはやっぱり普通じゃないと思いました。初心者前衛への指導についての資料を頂いたので今度生徒さんに説明するときに使わせてもらいます。話しの中にあった「大概の後衛はポーチに出る事をあらかじめ予測して打点落としてサイドを抜くけど、本当にヤバい後衛は前衛が動いたのに合わせてクロスに打つところからサイドにそのまま切り替えて打たれちゃうから厄介なんだ」(意味合いはこんな感じでした)は、実際自分が後衛でまんまこの通りの事しか出来てないので、今後自分が試合で出来るように頑張ってみたいと思いました。